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【雑記・ひとり親】しなくていい苦労はしなくていい|母子家庭で育ち、母子家庭で娘を育てた私の話

ど〜も!行政書士の大川です。

私は名古屋市中川区で、相続手続きや遺言書作成、離婚協議書・離婚公正証書の作成などに関するご相談をお受けしています。

私自身は20歳で娘を出産し、22歳で離婚しました。
そして、私も母子家庭で育った、「母子家庭二世」です。
今回は法律や制度のお話から少し離れて、ひとり親としての子育てについて、私自身の経験も交えながら書いてみようと思います。

離婚を考えている方からお話を伺っていると、離婚後の生活、特に経済的なことや子育てに不安を感じている方が多いように感じます。

「自分ひとりの収入で子どもを育てていけるだろうか」
「仕事をしながら家事も育児も全部できるだろうか」

当然の不安ですよね。
仕事をして、家事をして、子どもを育てて……
一日は24時間しかないし体はひとつしかないのに、これを全部ひとりでやるなんて、めちゃめちゃ大変じゃないですか?

我が家は娘がひとりだけですが、お子さんが複数人いれば、それぞれの学校行事や習い事、体調不良への対応など、その時々で考えなければならないことも増えるでしょう。
実際に、誰にも頼れない環境で仕事と家事と育児をこなしている方は、本当に尊敬します。
「自分はすごい!」と胸を張って誇りましょう。

とはいえ、ひとりですべてを背負うことが正解ではありません。
「ひとり親」だからといって、ひとりで子育てをしなければならない、というきまりはありません。
使える制度は使い、甘えられるときには周囲にどんどん甘えましょう。

私の場合、離婚後は母と同居していました。
母も私を女手ひとつで育ててくれたので、三世代一緒に暮らす、というのはとても理にかなっていたのですね。
母が主に家事を担当し、私が外で働くという役割分担です。
母が家のことを引き受けてくれていたおかげで、私は「働いてお金を稼ぐ」ということに集中できました。

そしてこの生活は、私の中の「親の心配」「子どもの心配」を同時に解決することができたのがとても良かったです。
娘にとっては、学校から帰っても家に誰かがいる、という環境をつくることができましたし、収入の少ない母の生活を同時に支えることもできました。

母にまかせっきりにならないよう、なるべく娘の学校行事やイベントには参加できるように調整し、母のひとり時間をつくることも兼ねて、娘とは旅行にもたくさん出かけました。

もちろん、女3人の同居生活、衝突があったり板挟みになることもありました。
それでも母がいてくれたおかげで娘を育てることができたと言っても過言ではありません。
毎日が嵐のように一瞬で過ぎていく日々でした。
今となっては良い思い出です。

ただ、誰もが私のように親と同居できるわけではありませんよね。
実家が遠方だったり、親との関係が良くなかったり、そもそも頼れる親族がいなかったり……
皆さんそれぞれに事情があります。

そんなときには、行政の支援や地域のサービスを利用するのもひとつの手段です。
ファミリー・サポート・センターや、ひとり親家庭等日常生活支援事業など、子育てや日常生活を支える制度もあります。

ひとり親家庭の支援|名古屋市公式ウェブサイト
↑↑名古屋市のひとり親家庭支援をまとめたサイトです。↑↑

また、信頼できる友人や近所の方とのつながりが助けになることもあるでしょう。
離婚した相手との関係が良好で、子どもの気持ちや安全にも問題がなければ、相手にも親としての役割を担ってもらうという選択肢があります。

何もかもを自分ひとりで背負う必要はありません。
頼れるところには頼り、甘えられるところには甘えて、できるだけ孤立しない環境をつくっていくということが大切です。
親にとっても、子どもにとっても、「いざという時に頼れる場所」がたくさんあった方が選択肢は増えますよね。

そして、私は子どもにとっても、いろいろな大人と関わることにはメリットがあると思っています。
親子の関係はもちろん大切ですが、子どもの世界が父親と母親だけで完結する必要はありません。
祖父母や親戚、学校の先生、近所の人など、さまざまな大人と関わることで、違う価値観や考え方に触れる機会が生まれます。
親には話しにくいことでも、別の大人になら相談できるかもしれません。
子育てに関わってくれる人が増えることは、親の負担を減らすだけでなく、子どもの世界を広げることにもつながるのではないでしょうか。

とはいえ、ひとり親家庭の子育てには、経済的な問題がついて回ることも事実です。

私自身、娘の選択肢を狭めてしまったな……と感じることがあります。
娘は高校までずっと公立学校に通い、塾も本格的な予備校ではなく、近所の比較的お手頃な塾に通っていました。

もちろん、公立学校が悪いわけでも、近所の塾が悪いわけでもありません。
ただ、もっと経済的に余裕があれば、娘に提示できる選択肢は増えていたのかな、と思うことがあります。

私自身も母子家庭で育ち、経済的な事情から行きたい学校に進学できなかった経験があります。
生活のためにアルバイトをしなければならず、勉強との両立が難しくなって成績も落ち、荒くれた日々を送った時期もありました。

だからこそ、子どもに経済的な苦労をさせたくないという気持ちは、よ〜〜くわかります。
それでも今となっては、つらい経験も自分の人生の一部として受け止めていますし、ほかの家庭で育っていたら経験しなかったであろうことを経験できて、人生のネタが増えてラッキー!と思っています。

そのうえで私が感じることは、しなくていい苦労はわざわざするもんじゃないな…ということです。

自分が苦労したからといって、子どもにも同じ苦労をさせる必要はありません。
避けられる苦労なら避ければいいし、誰かの助けで負担を減らせるなら、甘えたり頼ったりしましょう。
苦労したことを誇りに思うのはとっても素敵なことですし、私自身も「よくがんばったな〜」とは思いますが、苦労すること自体を目的にする必要はありません。

そして、そんな家庭環境を受け入れながら成長してくれた娘にも、感謝しています。
親として、もっとこうしてあげられたらよかったな〜、と思うことは多々ありますが、できなかったことばかりを数えて嘆いていても仕方がありません。
私なりにがむしゃらに働いて、母に助けてもらいながら、娘との時間を大切にしてきたつもりです。
娘にとってそれがどうだったのかは、娘自身が決めることですよね。

ひとり親という言葉には「ひとり」が入っていますが、子育てまでひとりでする必要はありません。
誰かに頼ることは、親としての責任を放棄することではなく、むしろ、子どもが安心して暮らせる環境を整えるために、周囲の力を借りることも大切な選択だと思います。

親である前にひとりの人間です。
疲れることもあれば、体調を崩すこともありますし、自分のために使いたい時間だってあるでしょう。
何もかも完璧にこなそうとすると、どこかで無理が出てきます。
私もたま〜にポンコツをやらかしますし、娘の話や予定を一瞬で忘れますが、取り返しのつくミスなら取り返せば良いですし、忘れたらまた聞けば良いのです。

離婚を考えている方の中でご不安のある方もたくさんいらっしゃるかと思います。
使える制度は使い、頼れる人には頼り、できるだけ無理をせずに生活を続けていきましょう。

子どもを大切にすることと、自分自身を大切にすることは、決して矛盾しません。
ひとり親になることを考えている方も、すでにひとり親として頑張っている方も、どうか無理せず……
周囲の力を借りながら、ご自身とお子さんの生活を大切にしてくださいね。

行政書士シオン法務事務所では、離婚協議書や離婚公正証書の作成をはじめ、離婚に関するご相談をお受けしています。

養育費や親子交流など、離婚に際して取り決めておきたいことを整理し、離婚協議書や公正証書という形に残すお手伝いをしています。
離婚後の生活に不安がある方も、まずは今後のことを一緒に考えていきましょう。
まずはお気軽にお声掛けくださいね。

ではまた!

行政書士 大川

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