お知らせ・コラム blog.
Administrative Scrivener Shion Legal Officer Administrative Scrivener Shion Legal Officer

【終活】まずは自分の人生を振り返るところから|エンディングノートはなくても大丈夫

ど〜も!行政書士の大川です。

皆さんは、「終活」と聞くと、何を思い浮かべますか?
断捨離したり、エンディングノートを書いたり、遺言書を作ったり、財産を整理したり…
もちろん、こういったことも終活の大切な一部ですし、遺された側のことを考えた、愛のある作業だと思います。

私は行政書士として、相続手続きや遺言書作成などのお手伝いを生業としており、色んな方の「終活」を見てきました。
そんな私が考える終活とは、「自分の人生を振り返ること」がスタートです。

いきなり「亡くなったあとのこと」を考えるところから始めるのではなく、まずは自分が生きてきた道を思い出すこと、そして自分を知ること。
そこから始めてみても良いんじゃないかな〜、と思っています。

これまで、どんな人生を歩んできましたか?

楽しかったこと。
頑張ったこと。
大変だったこと。
忘れられない人。
大切にしてきたもの。

「あのときは本当に大変だったなぁ」と思うこともあれば、「あれは楽しかったな」と思い出すこともあるでしょう。

私は、人生での波乱が何かと多かったので、こういう人生の振り返りというのをよくしています。
もともと、紙の日記を12歳からずっと書き続けている、ということもありますが、自分の歩いて来た道を確認する作業は結構楽しいです。
何か大きな出来事があったときだけではなく、昔はこう考えていたけど今はこう思っている、という自分の変化を知ることで、これからどう生きていきたいのか?ということを確認できたりします。

そして、毎年誕生日には、「来年の誕生日の自分へ」手紙を書いています。
今こういうことを頑張ってるよ〜!とか、来年はこうなっているといいな〜!とか…
今何がやりたくて、何が足りないのか、これからどんな一年にしたいのか。
そんなことを書いて引き出しの奥にしまい込み、翌年の誕生日に読み返します。

一年前の私からの誕生日プレゼントですね。

一年経ってみると、「あのときこんなこと考えてたんだ」と思うこともあります。
思っていた通りになっていることもあれば、全然違う方向に進んでいることもあります。
でも、それも含めてなかなか面白いです。

人間は「忘れる」生き物なので、過去の自分が何を考えていたのかを知るためには「記録」が必要です。
その「記録」によって自分がいつ何を考えていたのかを知る。
私はこれを、結構なエンターテイメントじゃないかな、と思っています。

終活も、こういうところから気軽に始めてみても良いのではないでしょうか。
過去を振り返ったら、今度はこれからのことを考えてみます。

これから何がしたい?
どんなふうに暮らしたい?
行ってみたい場所はある?
会いたい人はいる?
やってみたいことは?
反対に、「あれをやっておけばよかったな」と心残りになっていることは?
そして、人生の最期には、どんなふうに幕を引きたい?

こうやって考えていくと、終活というのは「亡くなるための準備」だけではないことが分かります。
自分がどう生きてきたのかを知って、これからどう生きたいのかを考える作業。
それも、とても素敵な終活ではないでしょうか。

「終活を始めよう!」と思ったとき、まずエンディングノートを買おうとする方も多いと思います。
エンディングノート、便利ですよね。
今は自治体で配布しているところもあったり、100円均一ショップなどにも売っています。
以前に比べて格段に手に取りやすくなりました。
必要な項目があらかじめ用意されていますし、「何を書けばいいのか分からない」という方には、とても使いやすいです。
どんどん活用していきましょう!

もちろん、絶対にエンディングノートじゃなきゃダメ、というわけではありません。
ただのメモ用紙でもいいですし、チラシの裏でもいい。
お子さんが昔使っていたノートの残りでもいい。
スマホのメモでもいい。

まずは思いついたことを、どんどん書いてみましょう。

「昔、こんなことがあったな」
「本当はこれをやってみたかった」
「これからはこういう生活がしたい」
「この人にはありがとうと伝えておきたい」
「こいつのことは絶対に許さない!」

そんなことを自由に書いてみてください。
きれいにまとめる必要はありません。
途中で内容が変わってもいい。
記憶が曖昧なところは、無理に正確に書こうとしなくてもいい。

だって、自分の人生についてのことですからね。
自分の好きなように書いて良いんです。

そして、人生を振り返ったり、これからのことを考えたりしたら、もうひとつやっておきたいのが、「自分が何を持っているのか」を整理すること。
たとえば、

・銀行口座
・証券口座
・生命保険
・不動産
・車
・貴金属
・大切なコレクション
・借入金
・その他、家族に伝えておきたい財産

などです。
もちろん、財産だけではありません。

「この時計は父からもらったもの」
「この指輪は母の形見」
「この写真は大切だから捨てないで」

そんなことを書いておくのもいいと思います。

こうして「自分の持ちもの」を整理しておくと、いざ相続が発生したとき、ご家族がとても助かります。

「お父さん、銀行口座はいくつ持っていたんだろう?」
「この証券会社って何?」
「生命保険には入っていたのかな?」

そんなふうに、ご家族が一から探し回らなくても良いからです。
そして、こういった一覧を書いたものは、通帳など大切なものと一緒に保管しておくと、より分かりやすいですね。
※暗証番号やパスワードなどは、書き残し方や保管方法に注意が必要です。

「終活」という言葉には、どうしても「死」というイメージが拭えません。
だから、

「まだそんなこと考えたくない」
「終活なんて始めたら、急に死が近くなったようで嫌だな」
「なんだか寂しくなっちゃうかも…」

という気持ちになるのも、よく分かります。
でも、

「自分の人生を振り返ってみよう」

と考えたら、少し印象が変わりませんか?
私は、終活とは「人生の最後に向かって片付けていく作業」だけではなく、

「自分の人生をもう一度、自分の手に取って眺めてみる作業」

でもあると思っています。

私はこれまで何をしてきたんだろう。
何を大切にしてきたんだろう。
今、何を持っているんだろう。
これから何をしたいんだろう。

そんなことを一つずつ考えてみる。
そして、「まだこれをやっていないな」と気づいたら、今からやってみる。
「これからはこう生きたい」と思ったら、少しずつ変えていく。

人生の最期について考えることは、必ずしも人生を終わらせるための作業ではありません。
むしろ、残りの人生をどう生きるかを考えるための作業です。
そう考えれば、終活も少し身近なものになるのではないでしょうか。
まずは新品のエンディングノートを買うところからではなく、家にある紙を一枚取り出して、

「私の人生、これまでどんなことがあったっけ」

と書いてみる。
そして、

「これから、どんな人生にしようかな?」

と考えてみる。
そんなところから始める終活があっても良いんじゃないかな、と思っています。

行政書士シオン法務事務所では、終活のお手伝いをしています。

・何から始めたら良いかわからない…
・遺言書ってあった方がいいのかな?
・ひとりだと考えがまとまらないので一緒に考えてほしい

そんなご相談も最近は増えています。
おひとりおひとりに合った、その方だけの「終活」を一緒に考えます。
まずはお気軽にお声掛けくださいね。

ではまた!

行政書士 大川

Top

Recommend 同じカテゴリの記事

投稿一覧へ戻る
Administrative Scrivener Shion Legal Officer Administrative Scrivener Shion Legal Officer

Contact Us 些細なことでも
お気軽にご相談ください。

電話受付時間:10時~19時/
WEB相談・LINE相談は24時間受付

QRコード

お客様からの大切なお電話を逃したくないため、営業電話はお控えください。

行政書士には守秘義務があります。ご相談いただいた内容についての秘密は固く守られますので、安心してご利用ください。